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何を作ればいいか思いつきません。どうすればいいですか?

最終更新: 2026-09-26・読了目安 約3分

A

回答

アイデアが思いつかないという悩みは珍しくなく、最初から独創的な企画を考える必要はありません。おすすめは、自分自身の日常の中にある小さな不便から出発することです。「毎回手計算しているものを自動化したい」「メモが散らばっていて困っている」といった身近な困りごとは、スコープを絞りやすく、完成までの距離も短くなりやすい傾向があります。いきなり大きな企画に挑戦するより、まずは小さなツールを一つ完成させる経験を優先するほうが、次の企画にも取り組みやすくなります。アイデアの見つけ方は無料記事の個人開発のアイデアの見つけ方で、短期間で完成させる進め方は週末2日で作る小さなツールで詳しく解説しています。講座の中でも、企画段階からAIエージェントに壁打ち相手になってもらう進め方を扱います。

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思いつかないときは「作るもの」ではなく「困っている場面」から探す

アプリの形から考え始めると、既にあるものの焼き直ししか浮かばず手が止まりがちです。先に「誰が・どんな場面で・何に困っているか」を書き出すほうが、題材は見つけやすくなります。

この順番は行政のサービスづくりでも重視されています。デジタル庁の資料が紹介する「サービス設計12箇条」は、第1条に「利用者のニーズから出発する」、第2条に「事実を詳細に把握する」を掲げ、「サービスはシンプルにする」という項目も含んでいます。行政向けの原則ですが、個人の小さなアプリにもそのまま当てはまる考え方だと編集部は見ています。自分自身が困っている場面を題材にすると、第2条の「事実」を一番詳しく知っている利用者が自分になるので、確かめながら作りやすいのも利点です。

02

1週間で候補を3つに絞る進め方

  1. 1週間、スマートフォンのメモに「同じ入力を2回した」「紙やメモから書き写した」「探し物に時間を使った」場面を見つけるたびに1行ずつ書く。
  2. 週末にメモを読み返し、何度も出てきた場面を3つ選ぶ。
  3. それぞれについて「誰が・いつ・今はどう対処しているか・どのくらい面倒か」を1〜2行で書く。
  4. 3つの中から、画面が少なく、自分で毎日試せるものを1つ選ぶ。

手順3の書き出しは、そのまま要件定義の最初のメモになります。AIエージェントに壁打ちを頼むときも、このメモを渡して「機能を3つ以内に減らすなら何を残すか」と聞くと、話が具体的になりやすくなります。

03

講座の中で企画はいつ固まるのか

シラバスでは、第4週に自作アプリ企画の仕様書を書き、スコープの切り方と週次マイルストーンを学びます。そのうえで第8週に「個人プロダクトのテーマ選定とスコープ確定」という項目があります。受講を始める時点で企画が決まっていなくても、第4週までに候補を1つ持っておけば進められる構成です。最初の企画を後から小さく直すことも想定しておくと、気が楽になります。

04

ストアに出す予定なら避けたい題材

第10〜11週でアプリストアに出す場合は、審査基準も題材選びに関わります。AppleのApp Reviewガイドラインは、4.2「最低限の機能」でWebサイトを単に再パッケージしたようなアプリや、利便性も独自性もないアプリは提供できないとし、4.3「スパム」では既にApp Storeで広く提供されているものと見分けがつかないアプリを提出しないよう求めています。チュートリアルをなぞっただけのアプリはこの点で不利になりやすいため、自分の困りごとに合わせた一工夫を加えてください。写経から自分の題材に移る方法はチュートリアル卒業の壁の越え方で扱っています。

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出典・参考にした資料

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